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伊東同点弾、清水価値ある勝ち点1/J1

- 後半、清水MF伊東(右)は同点ゴールを決め、DF市川と握手
<J1:清水3-3大分>◇第19節◇23日◇ヤマハスタジアムほか
清水は3-3で大分と引き分け。2-3で迎えた後半29分に、MF伊東輝悦(31)が同点弾を決め、貴重な勝ち点1を獲得した。首位G大阪と勝ち点7差の4位につけている。
やはり苦しいときに頼りになるのが、ベテランだ。1点を追い、押され気味の後半29分、伊東がこぼれ球に走り込み、ペナルティーエリア外からシュートを決めた。なんとか最低限のノルマ=勝ち点1を得た。チームの連勝は4で止まったが、黒星を免れたことにも大きな意義がある。
今季好調なチームを支えているのが伊東だ。MF枝村の4戦連続得点も、伊東が中盤の底でしっかり守るからこそ、生まれた。「カバーしたりバランスを取ったりするのが僕の長所。今はチーム全体でそれぞれがうまく特長を出し合っていけているかなと思うけど、自分は特別なことはやっていない」と、淡々と話す姿には貫録が漂う。
7月26日の福岡戦で歴代5位のJ通算350試合出場を達成、この際も苦しい展開の中、同点弾を決めて勝利を導いた。各年代で日の丸を背負い国際Aマッチ35試合出場と数多くの修羅場を踏んできた。今のチーム状況に「1つ1つ勝って積み重ねていくことで自信もついてきていると思う」と喜びつつ「何にもしなくて勝てるほど甘くはない」と冷静でもある。
今回の引き分けがプラスに作用するか、マイナスになるか。過密日程の中、1つの分岐点になる。
[2006年8月24日11時39分 紙面から]