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清水が4年10カ月ぶり横浜破る/J1

- 決勝ゴールを決めた清水MF兵働は、看板を飛び越えサポーターの元へ走る
<J1:清水1-0横浜>◇第13節◇19日◇日本平
清水が1-0で横浜に競り勝ち、リーグ再開初戦を白星で飾った。後半ロスタイムにMF兵働昭弘(24)がゴールを決め、横浜から01年9月以来の勝利をもぎ取った。攻守の切り替えの速さなど、内容でも互角以上。難敵撃破で勢いづき、順位も7位から5位に浮上した。
清水が難敵横浜に粘り勝ちした。後半ロスタイム、右サイドからDF市川が上げたクロスを、FWチョが体を張ってポストプレー。走り込んだMF兵働がダイレクトでゴール左隅に蹴り入れた。「何とか1点取って勝ちたかった。自分がフリーだったので、落ち着いて打てた」と兵働。大きな勝利に、イレブンは笑顔で抱き合った。
長谷川監督はリーグ中断中、チームをもう1度まとめることから始めた。新外国人FWアレシャンドレが合流した始動日には、山梨・西湖で1泊2日の合宿を敢行。昼間はカヌーで、夜は屋外での食事会でチームの結束を強めるところから始めた。楽しそうに話をする選手を見ながら、同監督は目を細めていた。
練習でも全選手にチャンスを与えることで、新たな競争を生み出した。厳しいリーグ戦を乗り切るには全員の力が必要だというメッセージを送り続けた。
以前から「ポイントになる」と話していた横浜戦。攻守の切り替えも速く、積極的にシュートを放つなど、前半は主導権を握った。後半にペースを奪われてもあきらめず、最後は前がかりになった相手から球を奪って速攻を仕掛け、気迫でゴールをもぎ取った。勝利の後の日本平の夜空には、清水の快進撃を願うように鮮やかな花火が打ち上がっていた。
[2006年7月20日12時43分 紙面から]