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初出場清水GK山本が完封/ナビスコ杯

広島対清水 パンチングでクリアする初スタメンのGK山本海
広島対清水 パンチングでクリアする初スタメンのGK山本海

<ナビスコ杯:清水1-0広島>◇予選リーグ◇17日◇広島ス

 清水は1-0でを下し、決勝トーナメント(T)進出に1歩近づいた。公式戦初出場のGK山本海人(20)が、雨でボールが滑りやすい難条件の中で完封勝利を飾った。攻めてはFWマルキーニョスが、14日の千葉戦に続いて決勝弾を奪った。これで勝ち点8とし、今日18日の新潟-千葉戦の結果によっては、21日の千葉戦でC組1位突破できる可能性も生まれる。

 清水に楽しみな若武者がまた1人誕生した。公式戦初出場のGK山本海だ。前半2分にルーズボールをつかむとリズムに乗った。同28分、FWウェズレイからのカーブが掛かったFKを、横っ跳びで好セーブ。試合前に長谷川監督から「清水出身ということに誇りを持て」と活を入れられた。山本海は「あの言葉が身にしみました」と奮起。故障で離脱したGK西部の代役を見事に果たした。

 世界ユース選手権メンバーなど大舞台を経験してきたが、Jでは入団3年目でこれが公式戦初出場。出番が巡ってくるまでの間、「西部さんが(故障で痛い中)必死に頑張っている。もし抜けた時に『海人だったら(大丈夫)』って思われるようにならないと」と緊張感を保ち続けた。

 自称「あまり社交的ではない」という若者が、西部に積極的に話し掛けて「ポジショニングとかの助言をもらっています」。学んだすべてを発揮し、デビュー戦を完封で飾った。

 山本海の頑張りにマルキーニョスが応えた。後半37分、MF藤本から球を受けて、ゴール正面から浮き球ミドル弾で勝負をつけた。2戦連続で接戦をものにした清水は21日の千葉戦を前に勢いづいた。

[2006年5月18日11時52分 紙面から]



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