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清水3失点も「悲観しない」

 清水に悲愴(ひそう)感はない! 15日の鹿島戦は、数的優位に立ってから2失点し、1-3で敗れたが、長谷川健太監督(40)は「アウエーで悲観するところではない」とショックを否定した。GK西部、DF斉藤ら守備陣も、前向きな姿勢を失っていない。22日には静岡スタジアムで首位浦和と直接対決、落ち込んでいる時間はない。

 清水は鹿島戦の1敗を代償に、貴重な経験を積んだ。03年は鹿島所属だったGK西部は「鹿島はしたたか。いい意味で汚い。個人個人が見習ったことはあるはず」と話した。数的優位で「気持ちの余裕が出てしまった」とすきを突かれた反省はあるが、最後方からの視点で「バランスは悪くないし、攻撃でもボールが回っていた」とチーム全体を分析した。

 長谷川監督も同じ意見だ。「追加点を取れるチャンスはあった。アウエーで悲観するところではない。高い意識を持っていけば強いチームになる」。3失点のショックより、前向きな姿勢を強調した。

 22日の浦和戦に向け、DF斉藤は気合が入っている。9日の大分戦で復帰、15日は先発フル出場を果たした。「ピッチに立って、最終テストをクリアした。Jで1番強い相手に失うものはないし、サポーターが鳥肌が立つ試合をしたい」。左腰打撲のDF青山の復帰が微妙な中、ベテランの健在ぶりは頼もしい。

 鹿島戦では大声援で西部の声が伝わらず、連係が乱れる場面があった。浦和戦もスタンドが熱くなるのは必至。「試合より練習でしっかりリズムを伝えていきたい」と、守護神は大一番への対策を話していた。

[2006年4月18日11時41分 紙面から]

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