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清水若手奮起3発/ナビスコ杯

前線でボールをキープする清水FW矢島(左)
前線でボールをキープする清水FW矢島(左)

<ナビスコ杯:清水3-3新潟>◇予選リーグ◇29日◇新潟ス

 清水が敵地で新潟と3-3で引き分け、貴重な勝ち点1を獲得した。新人FW矢島卓郎(22)高木純平(23)ら、今季ここまで先発に恵まれなかった若手が奮起して3得点だ。リーグ戦2連敗という悪い流れを変えるきっかけとなりそうだ。

 出番を待ち焦がれていた若武者たちが、今季チーム最多の3得点をたたきだした。前半7分に新人FW矢島が公式戦初先発初ゴールを決め、チームを盛り上げた。一時は1-2と逆転されてもあきらめない。後半3分に高木純のクロスに、FW久保山が合わせて同点弾とした。

 高木純は誰よりも燃えていた。25日の大宮戦も先発したが、見せ場はつくれなかった。「ボールを持てなかった。何がいけなかったのだろうと思うよ」とうなだれていた。キャンプ中から「調子はいい」と自負していた。開幕後も途中出場で自信を深めつつあっただけに、先発で結果を出せなかったショックは大きかった。「(大宮戦の)ビデオを見るのも嫌だった」。あえて客観的にならず、悔しさを持ち続け、この日にぶつけた。

 久保山も思いは同じだった。マルキーニョスの故障により先発となった大宮戦は不発。再び巡ってきたチャンスに結果を出した。3点目を決めたMF太田は、今季初出場だった。リーグ戦で2連敗し、故障者も増え始めた清水だが、代わりにピッチに出た若手が果敢に攻め続けた。勝利こそ逃したが、4月1日のリーグG大阪戦に向け、チームの活性化が進む。

[2006年3月30日11時6分 紙面から]

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