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磐田田中300戦出場試合を白星で飾る!

- DF田中(中央)は、GK川口(右)らと守備連係についての確認を行う
磐田DF田中誠(31)が、30日の横浜戦でJ1通算300試合目の出場を迎える。今年は悲願のW杯出場を目前で逃す不運もあったが、勝利への意欲は衰えず、不動のセンターバックとして「磐田の壁」であり続けている。94年のデビューから13年目、高い向上心と今後の飛躍を胸に、節目の試合を白星で飾る。
田中がメモリアル試合を笑顔で彩る。これまで節目の試合は通算3勝3敗。「記念試合は結構負けていると思う。今回で払しょくしたいし、何より連敗は避けたいので勝ちたい」。23日の大分戦で喫した黒星のうっぷんを晴らすべく、勝利を強く望んだ。
最近2試合で、シュートを計53本も打たれている。「バイタルエリアで仕事をされる機会が多く、防ぎようがない。状況によってはチーム全体でコンパクトになる必要がある」。横浜戦は「大介(奥)と山瀬(功)をどう捕まえられるかがポイント」と分析した。
昨季後半から今季序盤にかけては、W杯ドイツ大会出場を目指し、体にむち打って代表の強行日程にも耐えた。だが本大会開幕直前の左もも裏痛から夢の舞台を断念。精神的ショックもあったが、最近になってようやく心身ともに「正常に戻ってきた」と話す。
プロ入り当初から「Jで長く活躍することが目標だった」と、300試合出場もあくまで通過点にすぎない。39歳ながら衰え知らずのFW中山の活躍にも刺激を受け、「パフォーマンスを落とさず、安定したプレーができるようにしたい。質さえ落とさなければ第一線でできる」。田中は記念試合を白星で飾り、新たな門出を祝う。
[2006年9月28日10時59分 紙面から]