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磐田久々快勝12戦ぶり完封/J1

新潟に大勝し笑顔で引き揚げるGK川口(右)とMF福西
新潟に大勝し笑顔で引き揚げるGK川口(右)とMF福西

<J1:磐田7-0新潟>◇第22節◇9日◇ヤマハ

 磐田が7-0で新潟に大勝した。7得点は03年5月5日東京V戦(7-2)以来の大量得点。完封勝ちは4月30日甲府戦以来リーグ12試合ぶりだった。ベテランと若手が一丸となって、久しぶりの快勝で、やっと弾みがつきそうだ。

 磐田にとって、久しぶりに文句のつけようのない試合だった。前半22分MFファブリシオが、痛めていた右足からゴール右上隅を襲う絶妙FKを決め、口火を切った。右サイドからのクロスにFW前田が体ごと押し込んだ2点目。MF上田のCKからベテランDF田中のヘッド弾が続く。

 後半もゴールラッシュだった。最後は後半40分、途中出場のMF船谷の左足ゴールで7点目だ。どこからでも得点できる強い磐田が戻ってきた。

 大量点以上に、うれしいのは無失点だ。5月以降は失点が続き、特にアジウソン監督就任後は、「得点はできるが、失点も多い」というのが悩みだった。この日は押し気味の展開の上、前田とFWカレン・ロバートが前線から追い回し、高い位置でボールを奪うことができた。GK川口は厳しい西アジア遠征から帰国したばかりで、疲労は否めない。「気合ですね。どんな状況でも、その中でベストを尽くすだけです」と話していた守護神を、チーム全体でもり立てた。

 これで前節の10位から暫定8位に順位を上げた。もちろん選手層と実績からは満足できる位置ではない。それでも、この日の大勝はこれまでのモヤモヤを吹き飛ばす材料になるはずだ。次戦は17日に2位川崎Fと対戦する。上位チームをたたいて、磐田の完全復活を印象付けたい。まだまだ上位浮上のチャンスは残っている。

[2006年9月10日11時27分 紙面から]



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