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磐田FW中山・前田で得点力アップ

FW前田(右)は、DF役のアジウソン監督のマークを制止してボールをキープ
FW前田(右)は、DF役のアジウソン監督のマークを制止してボールをキープ

 激闘のW杯ドイツ大会も終わり、今日12日からJリーグが2カ月ぶりに再開される。アジウソン新監督率いる磐田は、金沢でアウエーG大阪戦に挑む。中断期間前は1トップの形の影響でFW陣の得点が伸びず、順位も暫定11位と低迷。再開初戦ではFW中山雅史(38)と前田遼一(24)の2トップ布陣に変更し、得点力アップを上位浮上への起爆剤とする。

 アジウソン流2トップの概念は新鮮だ。前田は「ペナルティーエリア内で待っている感じで(以前とは)やり方が違うので戸惑いはある。それでも迷って動かないよりは、ミスしてもいいから勝つために積極的にいきたい」と、新たな挑戦に笑顔も見せた。

 山本前監督は、開幕2戦目に突然のシステム変更を敢行。1トップ布陣は機能せず、これまでリーグ11戦でFW陣の挙げた得点はわずか2と、成績不振にも影響を及ぼした。新監督は前線の枚数を増やすとともに、守備負担を極力軽減し、攻撃に専念できる環境を整えた。7日の練習試合では、中山&前田の2トップで4点を奪い、選手たちも手応えをつかんでいる。

 今季リーグ初先発となる中山は、J13年連続ゴールへの期待も高まる。「2トップに重きを置くのではなく、全体で動かないといけない」。FWは得点に直結するプレーを求められるが、チーム全体での連動性がなければ、質の高い攻撃もなし得ないと話した。

 初陣前日も自らDF役となって、FW陣の練習を最後まで手伝ったアジウソン監督は「練習してきたことを実践できれば」。ゴール前でFW陣がしっかりと役割を果たすことで、巻き返しを狙うチームにも新たな風が吹く。

[2006年7月12日11時21分 紙面から]



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