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磐田アジウソン新監督始動、若手を育成

磐田アジウソン新監督(中央)は、就任会見で固く握手
磐田アジウソン新監督(中央)は、就任会見で固く握手

 磐田アジウソン新監督(38)が6月30日、始動した。午前中に就任会見で熱い意気込みを口にすると、午後の練習から早速グラウンドに出て、12日G大阪とのリーグ再開戦へ向けて熱血指導を開始した。DF出身監督らしく、守備の修正から着手。期待を受ける若手育成も含め、黄金期復活へ確かな1歩を踏み出した。

 3年間プレーした古巣での初指揮を終えた新監督は「ハネムーンのようだ」と、充実感も手伝って満面に笑みがこぼれた。練習前は懐かしい顔と談笑する姿も見られたが、練習となれば話は別。「ガンバは○○だ!!」とアクションも交え、早くも初日から守備面の戦術練習に着手した。

 いきなりの戦術練習に、選手たちも最初は戸惑いを隠せなかった。それでもセンターバックに入ってプレーしたDF鈴木は「選手を見極める意味でも、あまり時間がないので妥当かな」と意図をくみ取る。続けて「今まで意思統一ができていなかった、全体での守備を最初にやることはいいこと」と歓迎した。

 暑さの中、基本確認を延々と繰り返した。DF服部は「今日は骨格だけで、肉付けはこれから。厳しさが出ることはいいことで、意識を変えていつも考えながらやることは大事」。DF茶野も「1からという部分で体で覚えていきたい。運動量が増えれば自然と体力も付く」と、ベースづくりの必要性を理解した。

 結果を問われる一方で、若手育成の手腕も買われている新監督だけに、服部は「思い出すことがいくつかあったし、若手も学ぶことがあると思う」。97、99年と2度の年間王者の経験を持つ同監督は「後ろ(DF)から始まって、徐々に前へ進んでいきたい」と、確かな方向性を持って船出した。【松本俊】

[2006年7月1日10時43分 紙面から]



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