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代表離脱の田中、磐田クラブハウスに直行

- 無念の帰国となった田中(右端)は、報道陣の前で会見に応じる
左太もも痛で代表を離脱した磐田DF田中誠(30)が1日、ドイツから帰国した。前回は代表選考直前合宿で負傷。今回は選出されドイツまで着きながら再び負傷で夢を断たれ、「悔しい」という言葉に無念さが色濃くにじんだ。
一時はドイツに残り、仲間をサポートすることも考えたが「プレーできないで残るのも情けない」と帰国を決断。W杯直前の負傷は2大会連続で「縁がないのかな…。現実を受け止めるしかない」。届きそうで届かない、あこがれのピッチへの思いが口をついた。
空港から直接、磐田市・大久保のクラブハウスを訪れると、右近社長らに帰国を報告。「そんな簡単に切り替えられる出来事ではない」(山本監督)。気遣う周囲へ笑顔で応える田中の姿に、周囲はまた心を痛めた。珠江夫人の迎えの車でクラブハウスを後にしたが、最後まで日本代表としての誇りを胸に、気丈な態度は崩さなかった。
[2006年6月2日12時13分 紙面から]
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