- 静岡メニュー
-
村井に川口がゲキ、日本代表磐田から4人

- フィジカル強化練習を終え、苦しそうな表情の中に充実感もにじむMF村井
キリン杯(9~13日)日本代表メンバーが2日に発表され、磐田からはGK川口能活(30)DF田中誠(30)MF福西崇史(29)村井慎二(26)の4選手が選出された。村井は守護神のゲキを受け、ドイツ行きを目指して最後のアピールを狙う。
ミニゲームの途中。村井の失点につながるプレーに対し、川口から語気の荒い駄目出しの声が飛んだ。一瞬の気の緩みやミスからの失点が、大きな敗戦につながることを何度も味わってきた守護神だからこそ「逃しませんよ」と厳しい態度で接している。
村井の持つ能力を認めているため、川口のアドバイスにも熱がこもる。「マイペースが彼の良さでもあるけど、どん欲さや泥臭さが加われば世界相手でも通用する」。集中力が途切れる場面がなくなれば「もっと良くなる」という愛のムチなのだ。
日本代表での村井のライバル浦和MF三都主は、守備への不安が挙げられる。当落線上にいる村井にとっては、川口イズムの安定した守備で存在を印象付けたいところ。最終選考の場になるであろうキリン杯に向け「攻守両面で、高いレベルでアピールしたい」と意気込んだ。
02年W杯ではコーチを務めた山本監督も「直前まで何が起こるか分からない。可能性を信じて努力した人のところに切符が回ってくるし、ピッチに落ちているのを拾うか拾わないかは、毎日の積み重ね次第」と、代表候補選手たちにエールを送る。村井は、数々の後押しを力に変えて、最終アピールの舞台へ準備を整えていく。【松本俊】
[2006年5月3日10時59分 紙面から]