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増田が防衛戦完勝V5で亀田戦アピール

ぶら下がりトレーニングを行う日本ライトフライ級王者・増田
ぶら下がりトレーニングを行う日本ライトフライ級王者・増田

 プロボクシングの日本ライトフライ級王者・増田信晃(31=駿河)は、5度目の防衛戦として10月15日、島田市中央体育館で同級7位の大神淳二(関=25)と対戦する。すでに300ラウンドのスパーリングをこなし、11日には恒例のゴルフ場での走り込みも開始した。同級世界ボクシング協会(WBA)王者・亀田興毅(19)との対戦を希望するだけに、完勝でのアピールを狙う。

 前回はドロー防衛となった増田が、今回は完勝を狙う。夢の世界王者奪取に向け、亀田との対戦を希望。すでに平石プロモーターがオファーを出しているが、5度目の防衛成功となれば格好のアピール材料となる。増田も「チャンスがあれば(対戦したい)。頭の中には入っている」と前向きだ。

 亀田とは2月に大阪に出向き、スパーリングを行った経験がある。「テレビのバラエティーを見て本当に強いのか? と思っていたが、とにかくパワーがあった。馬力も姿勢も違った」と刺激を受けた。ランダエタ戦も会場で観戦し「減量がきつかったみたい。実力は知ってますから」。判定結果はともかく、実力には一目を置く存在だ。

 V5戦は豊富な練習量で臨む。前回の試合後、転職した。夜勤を含む3交代制から、午前8時15分から午後5時10分までの軽作業の職場に移った。ジム通いも以前は不規則だったが、今はほぼ毎日となった。すでに300ラウンドのスパーリングを消化。今後も150~200ラウンドを予定する。

 地元の島田では、3度目の試合となる。後援会などが応援のノボリ30本を作製してくれた。「いつもプレッシャーはプラスに変えている。KOはチャンスがあれば狙うけど、まずは勝ちにこだわりたい」。中学時代の同級生も、50人以上が観戦予定だ。王者が地元の声援を受け、完勝で世界へのステップを上がる。【斎藤直樹】

[2006年9月12日13時21分 紙面から]


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