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東レ、富松が3季ぶりVへチームを導く
男子バレーボールのV・プレミアリーグが15日、東京・有明コロシアムで開幕する。3季ぶり2度目の優勝を狙う東レは、開幕戦でパナソニックと対戦する。全日本メンバーとして半年間チームを離れていた富松崇彰(23)が、6日の練習から合流。昨季、個人賞を3つ獲得し準優勝に貢献した男が、チームを勢いづける。
昨季、鮮烈デビューを果たした富松には「優勝」の2文字しか見えていない。昨年は内定選手として東海大在学中にデビュー。チームトップタイのレギュラーシーズン28試合に出場し新人王、ブロック賞、ベスト6の3つの個人賞を獲得した。ベテラン斉藤信治(34)の故障で抜けた穴を十二分に埋める活躍だったが、優勝は逃した。
シーズン終了後は「夢だった」(富松)全日本メンバーに選出され、11月18日から北京五輪出場を懸けたW杯にも出場。しかし、ほとんどが途中出場だった。東北高から東海大、東レと主力として活躍していただけに「今までバレーやってきて、初めてあんなに試合に出られなかった。ベンチにいる気持ちや試合に出ることの大切さを学んだ」。半年間チームから離れ連係不足が気になるが、矢島久徳監督(40)は「中学時代からずっと全国大会で優勝してきた、経験や実績も申し分ないし、まったく心配していない」と太鼓判を押す。
東レの体育館の壁に掲げられた「奪取」の文字。W杯で思うような活躍ができなかった分、リーグ戦に懸ける思いは強い。「(個人賞は)狙って取ったわけじゃないし、優勝できなかったら意味がない。個人の賞よりも優勝したい」と昨季、最終ラウンドで敗れた雪辱を誓った。爆発の予感を漂わせて、富松がチームを3季ぶりVへ導く。【鶴智雄】
[2007年12月14日12時19分 紙面から]
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