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富士見・佐野が3冠/高校陸上
<県東部高校陸上選手権兼全国総体地区予選会>◇6日◇愛鷹広域公園陸上競技場
富士見・佐野布由実(3年)が女子200メートルを24秒91で制し、前日に大会新記録を樹立した100メートル、4×100メートルリレーと合わせて3冠を達成した。電気計時では96年に山川みどり(富士)がマークした25秒41を超える大会新。今後の県、全国総体に向け弾みをつけた。
土砂降りの雨の中、佐野が200メートルを制し、個人短距離2冠を達成した。「100は自己新でうれしかったし、どっちも楽しんで走れました」と笑顔を見せた。4月に樹立した自己ベストの24秒72には0秒19及ばなかったが、トラックに水が浮く悪条件。しかも4×400リレーにも出場し「体力がついていかなかった」ことを差し引けば、電気計時での大会新記録は見事だ。
けがを乗り越え、素質がようやく開花した。1年秋に左太もも裏を痛めると、2年時にも同じ個所を負傷した。それでも村井貴之監督(43)が「けがをしてもいつも笑顔で、非常に前向き」と評価するように、明るさを失わなかった。今季は後半の走りに力みが取れ、けがもなく順調に過ごしてきた。
東部に現れた新星のあこがれは、浜松西高3年でアジア大会銀メダルを獲得した中村宝子(福島大1年)だ。「できれば超えたいけど、今は追いつきたい」という存在。中学3年時に合宿で初めて出会った時のことは、今も覚えている。中村の持つ100、200メートル県高校記録を目指し、佐野は走り続ける。【斎藤直樹】
[2007年5月7日14時0分 紙面から]
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