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県選抜女子4強全国V見えた/中学バスケ
<都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会>◇29日◇さいたま市記念総合体育館◇決勝トーナメント1回戦、準々決勝◇8分×4クオーター
県選抜女子は準々決勝で大阪を61-41で下し、2年ぶり3度目の4強入りを決めた。決勝トーナメント(T)1回戦の千葉戦では第3クオーター(Q)に逆転を許すなど苦戦したが、準々決勝は試合を楽しむ余裕を見せるなど強さを証明。7年ぶりの全国制覇も見えてきた。30日には準決勝・東京A戦、決勝(さいたま市記念総合体育館)が行われる。男子県選抜は決勝T1回戦で優勝候補筆頭の東京Aに善戦しながら、45-61で敗れた。
準々決勝は貫録すら漂っていた。激しいディフェンスからリズムをつくり、佐野あすか主将(常葉学園中2年)が得点を重ねて優位に試合を展開。平均身長166・3センチと48チーム中4位タイの高さと脚力で、至る所から攻め立てた。チーム一小さい155センチの杉田野々子(沼津高付2年)も連続3ポイントシュートなど17得点。試合中にも笑顔を見せるなど余裕たっぷりの中、2年ぶりの4強に駒を進めた。
決勝T1回戦の苦戦で目覚めた。千葉戦は9点リードで前半を終えながら、第3Qで逆転され、自滅しかけた。それでも佐野主将は「接戦は大好き。あれでかえってやる気になった」。逆境さえも力にして、さらにパワーアップした。
試合前にはZARDの「負けないで」の替え歌をコート内で全員で手をつないで熱唱。全部勝つために「負けないで」の曲を選んだ。さらに大会前夜に互いのドリンクボトルに寄せ書きをして一致団結。杉田は「ほかの11人からの言葉がボトルに書いてある。替え歌の歌詞も『どんなに苦しくても仲間がそばにいるよ~』って。だから頑張れるんです」と笑った。
30日には準決勝、決勝が行われる。準決勝の相手は過去最多4度の優勝を誇る東京A。九島陽一監督(43)は「このチームは場慣れしてるし、どんなときでもおどおどしない。このまま行けば勝てる可能性もある」。佐野主将も「勝つ自信はある。優勝してみせます」。強い精神力と団結力で日本一をも引き寄せる。【斉藤香織】
[2007年3月30日11時22分 紙面から]
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