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ママさんランナー、星野V/マラソン

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ハーフマラソン女子で優勝した星野
ハーフマラソン女子で優勝した星野

<第32回静岡駿府マラソン>◇4日◇静岡市・県庁前スタート、駿府公園ゴール◇4種目26部門、エントリー8915人◇気温17・7度(午前11時)

 女子ハーフマラソンは星野芳美(40=eA静岡)が、1時間14分21秒で初V。3人の子供を育てるママさんランナーが、終始安定した走りで高気温に負けない強さを披露した。

 母は強し。星野が両手を掲げ、笑顔でゴールテープを切った。「まさかの優勝です。絶対に優勝できるわけないと思っていた。とってもうれしいです」と笑顔を見せた。折り返し地点付近から独走状態に入ったが、終始ペースを変えなかった。「最後まで走り抜こう」。順位を考えず、力強い走りをひた向きに続けた。その先に、初優勝が待っていた。

 中学1年、小学6年の双子と3人の娘を持つ母親。育児が一段落した10年前、30歳から走り始めた。「過去に実績もなかったし、空いた時間だけでやろうと。健康ジョギング程度を考えていた」。午前中に家事をこなし、午後はスーパーでパート。忙しい合間を縫ってランニングしているうちに、徐々にのめり込んだ。マラソン前には1日約30キロの走り込みを行うようになった。04年の河口湖マラソンで優勝するほどのランナーに成長した。

 軽い気持ちで始めただけに、走っている時も余裕がある。沿道の声援に「私の応援をしてくれるなんて、幸せだな」と感じていた。分野を問わず、物事を継続する人間を尊敬するという。「いつまでもタイムを追いたい。何が見えてくるか楽しみ」。永遠のランナー星野は、いつまでも走り続ける。【斎藤直樹】

[2007年3月5日12時10分 紙面から]


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