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山下劇的一本勝ちで静学V/高校柔道

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大将戦で一本勝ちした山下は泣きながらガッツポーズ
大将戦で一本勝ちした山下は泣きながらガッツポーズ

<県高校新人柔道大会>◇27日◇県武道館◇男子団体の部

 静岡学園が東海大翔洋を下し、2年ぶり7度目の優勝を果たした。両者譲らずもつれ込んだ大将戦で、山下諒輔(2年)が大外刈りを決め、鮮やかな一本勝ち。劇的な勝利で、全国高校選手権大会(3月21日、日本武道館)への出場を決めた。

 劇的な一本勝ちだ。試合開始から約2分。得意の大外刈りが決まると、観客から歓声がわき起こった。「うれしいです。一本しか狙っていませんでした」。ガッツポーズする山下の目にも、喜びの涙が流れた。

 チームの主軸である野村俊介(2年)が、昨年末に練習試合で左手首を脱臼。治療に約1カ月を要するため、今大会は控えに回っていた。「あいつのために頑張った。(手首のケガは)全国には間に合うので、絶対に連れていきたかった」。野村は、静岡学園中時代からのチームメート。それだけに懸ける思いも人一倍強かった。

 大将戦までは、取って取られての互角の戦い。勝負は「大将は初めて」という山下の腕に掛かっていた。準決勝では次鋒(じほう)で、4人抜きを達成していた山下を「大将に回して休ませた。大将戦になれば勝てる自信はあったよ」と野田昭一監督(60)。試合は、指揮官が描いた青写真通りに展開した。

 昨年はベスト4止まりだっただけに、V奪還で勢いに乗る。正治和也主将(2年)は「(昨年の)先輩ができなかったことなのでうれしい。全国までに野村も治るのでチーム力は上がると思う」。全国大会まで力を蓄え、大躍進を狙っている。【鈴木淳博】

[2007年1月28日11時19分 紙面から]


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