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加藤学園暁秀、新エース真野がけん引
高校サッカー新人戦県大会決勝は、23日午後1時から藤枝総合グラウンドで行われる。総体、選手権含め初の県制覇を目指す加藤学園暁秀(東部1位)は、2年ぶりの優勝を狙う静岡学園(中部2位)と対戦。昨季まで絶対的エース内田将志(3年=スペインリーグ挑戦中)の「思い」を託された新エースのFW真野直紀(2年)が、チームをけん引する。
創部25年目で悲願の初優勝をつかむ。今大会は唯一無敗で、5年ぶり2度目の決勝まで上り詰めた。静岡学園には、昨年の県選手権予選準々決勝で1-3、12月の練習試合でも2-3と敗れている。それでも、野村真司監督(34)は「下がったら(静岡)学園には勝てない。何発やられてもいいから、がんがん攻めていくしかない」と、持ち味のプレスサッカーを貫くことを強調した。
その攻撃サッカーのキーマンはFW真野だ。得点感覚に優れ、昨年の静学戦でも1得点を挙げている。本来はFWだが、今大会はチーム事情からトップ下を担う。昨年までの絶対的エース内田から「お前が新チームのエースなんだから、自覚を持って苦しい時にこそ引っ張って、絶対に県の頂点に立て」と言われた。新人戦には、内田をはじめ多くの3年生が応援に駆けつけている。準決勝後には「絶対に勝てよ。楽しみにしているから」と携帯メールで激励も受けた。「(決勝という)最高の舞台で静学にリベンジし、先輩たちが成し遂げられなかった優勝を果たしたい」と闘志を燃やす。
絶対的な練習量がチームの総合力を上げた。年末年始の休日は元日だけ。毎日2試合の練習試合をこなした後に、走り込みもした。新春の時之栖杯では、全国大会30回出場を誇る名門・武南に2-1で勝利。真野は「自分たちのプレスサッカーをすれば、どんな相手にも通用することが分かった」と自信を深めた。
これまで曉秀をはじめ、東部勢の優勝は1度もない。「東部でもやれることを証明したい。絶対に勝つ」と真野。悲願の県制覇を成し遂げ、新たな歴史をつくる。【鶴智雄】
[2008年2月22日12時18分 紙面から]
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