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藤枝東河井と浜川がサプライズ講演
全国高校サッカーで藤枝東を準優勝に導いた司令塔のMF河井陽介(3年)とMF浜川航史(3年)が29日、母校の藤枝市立青島中で中3の生徒を対象に講演会を行った。中3は来月から高校受験を控える大切な時期。河井は「目標を立てて日々を過ごす」大切さを、浜川は「仲間の大切さ」を後輩に説いた。
ふじ色軍団を34年ぶりの準優勝に導いた司令塔・河井と浜川が、母校の中3の生徒180人を前に壇上に立った。全国選手権で4得点を挙げ、優秀選手にも選出された河井は、163センチの小さな体で全国の強豪を破ってきた。その活躍の裏には、全体練習後に欠かさず行ってきた自主練習があったことを痛感していた。それだけに、日々の努力の大切さを伝えたかった。
河井 小さな目標でもいい。毎日その目標に向かって頑張っていけば(受験も高校生活も)充実した毎日が送れると思います。
選手権出場機会に恵まれなかった浜川も「大舞台に立てなくても、強い気持ちでやっていれば必ず自分に返ってくる」と熱い言葉を送った。偉大な先輩の言葉を、受験を控える生徒は真剣に聞き入った。
実は2人が講師で来ることは、事前には生徒に知らされていなかった。母校の英雄が現れた瞬間、大歓声と拍手が体育館を包んだ。近年、同校は講師を招き体験談などを語ってもらう「生き方学習」に力を入れている。その一環として初めて高校生を招き、サプライズ講演会を計画した松永仁校長(56)は「サッカーだけでなく勉強も頑張ってきた2人。この(受験間近の)時期に身近な先輩からエールを受けて励みになったと思います」と話した。
河井は来月2日から慶大ソッカー部(サッカーのラテン語読み)の練習に参加し、9日から日本選抜の合宿に入る。「将来の夢はプロ」と宣言した河井が、自分自身も新たな目標実現に挑戦していく。【鶴智雄】
[2008年1月30日11時27分 紙面から]
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