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寮でずっと一緒、お互いに高め合う

<日本一に挑む!!ふじ色軍団:全国高校サッカー30日開幕>

 県大会決勝戦-。スタンドで声を張り上げ、応援するMF安藤克敏(2年)の姿があった。ベンチには親友・DF高嶋亮輔(2年)がいた。優勝決定後、ピッチで歓喜のカンタービレを歌う高嶋の姿を見つめた。「あそこに立ちたかった」と親友の姿に少しばかりの嫉妬(しっと)を覚えた。

 安藤はAチームの紅白戦で得点に絡む活躍を見せ、全国選手権に逆転でメンバー入りを果たした。その裏には、互いを高め合った高嶋の存在が大きかった。中学3年の9月に行われた藤枝東の学校説明会で初めて会話をしたという2人。寮で生活し、1年の大半を共に過ごす。夕食や風呂、遠征でのバス移動の際も隣に座っているほどずっと一緒。毎晩のように互いの部屋に出かけては、テレビゲームやDVD勧賞で激論を交わす仲。「悩みがあったら絶対に打ち明ける」と声を合わせる。

 試合や練習後は、ポジションが違う2人だからこそ気づくお互いの弱点を指摘して、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。「高嶋によく1対1での勝負の仕方やドリブルの生かし方を指摘される」と安藤が話せば、高嶋も「試合につながるマークの仕方を細かに話してくれる」。次代を担う2年生コンビが選手権で同じピッチに立ち、勝利の喜びを分かち合う。【鶴智雄】

[2007年12月28日12時41分 紙面から]

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