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清水JYが2年連続8強入り/Jユース
<高円宮杯全日本ユース(U-15):清水JY2-0日章学園中>◇23日◇愛知・瑞穂陸上競技場ほか◇決勝トーナメント(T)1回戦
清水ジュニアユース(JY)が2-0で、全国中学校大会優勝校の日章学園中(宮崎)を下して、2年連続8強入りを果たした。前半10分に、左ふくらはぎ肉離れから復帰したMF成田恭輔(3年)が先制弾。後半36分にはその成田の絶妙な左クロスからFW柴原誠(3年)が決めて逃げ切った。準々決勝では、昨年2-4で敗れたガンバJYと対戦。自らの雪辱と、22日の天皇杯で負けた“兄貴分”の敵討ちを狙う。
成田は瞬時に、シュートコースを見極めていた。柴原とのパス交換からドリブルで抜け出た前半10分。ファーサイドしか空いていないとみるや、得意の左足でとっさにシュート回転をかけるように振り切った。低く鋭く射抜かれたボールは、相手GKの左手をすり抜けて狙い通りのサイドネットへ。全中優勝校相手に「最初の1点が欲しかった。決めたいという気持ちが強かった」。左手を突き上げて仲間と喜んだ。
ぶっつけ本番の一戦だった。11月25日の東海大会決勝でゴールを決めた後、左ふくらはぎを肉離れした。全治3週間。「全国は間に合わないかと思いました」。だが、来季はユースに上がるドリブラーはあきらめなかった。「この大会を最後に、みんなとやることはなくなる。少しでも長くやりたい」。練習試合も経ずに臨んだこの試合。痛みは残る。だが、強い思いが体を突き動かした。
守備陣の奮起も力になった。後半は立ち上がりから何度も決定的な場面を許した。だが、DF中原伸尚(3年)が2度も決定的なピンチを防ぐなどしのいでいた。「DFを楽にさせたかった」と後半36分。今度は50メートル6秒3の俊足で左サイドを突破し、柴原のゴールをアシストした。加藤慎一郎監督(39)は「モチベーションが高く、復帰してからいい動きをしていた。成果が出たかな」とたたえた。
次戦は昨年優勝の強敵ガンバJY。9月の練習試合で1-5で大敗するなど、厳しい戦いになることは必至。だが、成田は「サッカーは強いチームが勝つわけじゃない。一丸となって、気持ちで戦う」。雪辱の先に7年ぶり3度目の優勝が見えてくる。【今村健人】
[2007年12月24日12時58分 紙面から]
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