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静岡産大が首位浮上/大学サッカー

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前半3分先制点を決め、MF清水に抱きつかれるFW井畑(右)
前半3分先制点を決め、MF清水に抱きつかれるFW井畑(右)

<全日本大学サッカー選手権>◇21日◇ゆめりあほか◇グループリーグ2日目

 総理大臣杯準優勝の静岡産大(東海1)が、2年ぶりの予選突破に望みをつなげた。東京学芸大とのE組第2戦で、公式戦で初めて敷いた4-4-2の布陣が機能。前半3分のFW井畑翔太郎(3年)のゴールを守り、1-0で勝った。今大会初勝利で首位に浮上。23日の駒大戦で勝てば文句なし、引き分けでも東京学芸大の結果次第で決勝トーナメント(T)進出が決まる。静岡大(東海3)は早大(関東2)に0-3で敗れ、予選敗退が決まった。

 静岡産大が勝負強さを見せ、大きな勝ち点3を獲得した。初戦で新潟経営大と引き分け、予選突破が厳しい状況だっただけに、試合終了のホイッスルを聞いた選手たちは抱き合って喜んだ。

 試合開始早々、相手が浮足立ったところを攻めたて前半3分、井畑が貴重な先制ゴールを突き刺した。後半に入ると相手の猛攻を受けた。同30分には、FW鈴木悠介(3年)が退場したが最後まで集中力を切らさず全員で守りきった。成嶋徹監督(47)は「退場以外は、ほぼプラン通り。よくやってくれた」と選手たちをたたえた。

 勝利にこだわった。東京学芸大対策に同監督が動いた。選手たちと話し合い、システムを従来の3-5-2から4-4-2に変更。練習での変更はあったが、公式戦での採用は初めてだった。「ほとんどやったことはなかったが、相手のことを考えるとこうなった」(同監督)。DF秋葉信秀主将(4年)も「勝たなければならなかったし、監督のことは信用している。納得しての変更です」。ここ一番で見せた成嶋監督と選手たちの、勇気ある選択が功を奏した。

 決勝T進出の懸かる予選最終戦では、公式戦初となる駒大(関東4)と対戦する。引き分けでも他カードの結果次第で予選突破は可能だが、同監督は「楽しみですね。勝つことだけを考えます」と話せば秋葉主将も「このチームでできるのも最後。勝つだけです」。勝って、2年ぶりの決勝T進出を文句なしに決める。【前田和哉】

[2007年12月22日12時3分 紙面から]

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