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静学決勝へGK浅野救った/高校サッカー
<高校総体サッカー県大会:静岡学園0-0(PK5-4)静岡西>◇27日◇日本平スタジアム◇準決勝2試合◇35分ハーフ
静岡学園が苦しみながら決勝進出を決めた。ちぐはぐな攻めで0-0のまま、PK戦に突入。4人目、サドンデスに突入した6人目を守護神・浅野利紀(2年)がセーブし、6年ぶり7度目の決勝に駒を進めた。藤枝東は2-0で東海大翔洋を下し、3年ぶり16度目の決勝進出。01年と同カードとなった決勝は6月3日にエコパ(午後1時10分~)で行われる。
PK戦6人目。静学GK浅野はゴールポストに「助けてくれ」と祈り、ゴールの中央に立つ。キッカーの軸足の動きでゴール左に蹴ると判断し、迷わず右に飛んだ。左手1本でセーブ。思わず両手を握り締め、雄たけびを上げた。静学の6人目、MF長崎健人(2年)が決め、決勝進出が決まると浅野は迷わず、出場停止で出られなかったMF藤井豪主将(3年)に向かって走り、抱きついた。「キャプテンを決勝に連れて行こうと一丸になったことが勝因」と胸を張った。
苦しい試合だった。ミスが続いて単調な攻めになり、攻撃陣は沈黙。後半20分には浅野が相手選手と衝突し、左目の上を切るアクシデントに見舞われた。それでも頭にテーピングをしながらプレーを続行。PK戦では2人目が失敗し、ピンチになりながら浅野が4人目をセーブ。サドンデスの6人目も止めて勝利をつかんだ。浅野は中学時代からPK戦では負けなし。静学中から一緒のDF奥田秀吉(3年)は「浅野なら止めてくれると思っていた」。
これで今大会全4試合無失点と守備陣は安定。だが、右足首痛の奥田は痛み止めを飲んで出場、左ひざ痛のMF吉野も途中出場とけが人も多い。井田監督は「今日の試合では勝てない。1週間で立て直さないと」。FW池川修平(3年)も「僕ら攻撃陣がもっとしっかりして初優勝します」。過去6度の総体決勝はいずれも敗れて準V。今までつかめなかった総体県Vを今度こそつかみ取る。【斉藤香織】
[2007年5月28日10時37分 紙面から]
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