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チョ覚醒2発!!清水がダービー制す/J1
<J1:清水2-1磐田>◇第9節◇3日◇日本平
今季初の静岡ダービーを制したのは清水だった。FWチョ・ジェジン(25)の2得点で2-1で磐田を下し、4位に浮上したた。前半18分、同40分と右クロスをダイレクトで決めた。清水は昨年7連勝を記録した日本平でのダービーに勝利し、5月攻勢の契機をつかんだ。磐田はFW中山雅史(39)が前半22分に今季初得点となるPKを決めて一時は同点に。その後も攻め続けたが、もう1点が遠かった。
清水FWチョが磐田に牙をむいた。まずは前半18分だ。右サイドで相手をかわしたFW岡崎のグラウンダーのクロスに、下がりながらダイレクトで右足を振り抜く。4月8日大分戦以来の今季3得点目に、チョは雄たけびを上げながら右拳を何度も突き上げた。
波に乗り切れていなかったエースが、この1発で完全に目を覚ました。同点で迎えた同40分。DF市川からの右クロスに、相手DFを引きずりながら左ダイレクトボレー。「感覚で足を出した。ファンが自分の目を覚ましてくれた」。ストライカーの嗅覚(きゅうかく)で奪ったこの日の2得点目は貴重な勝ち越し弾となり、4戦ぶりの勝利に導いた。
4月は1勝1分け2敗だったが、長谷川健太監督(41)が「勝ててはいないがいいと思う」と語っていたように内容は悪くなかった。ただ、最も重要な勝利に見放されていた。浮上のきっかけが欲しい清水。「この試合は大きい。選手には熱い試合をしようと言っていた」(同監督)。「どこかで1回いい勝ち方をすれば…今日ですね」(DF高木和)。ダービーにかける思いは半端ではなかった。
後半は磐田の猛攻を受けたが全員で何とかはね返した。FW中山のPKによる1失点に抑え、2万318人のサポーターを4戦ぶりの歓喜に包み込んだ。昨年7連勝を記録した聖地・日本平で宿敵磐田を撃破し、輝きを取り戻した。「こういうゲームができて今後に大きな自信になる」(同監督)。清水の快進撃が、ここから幕を開ける。【浜本卓也】
[2007年5月4日12時18分 紙面から]
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