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三島北初県切符/高校サッカー

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前半30分に決勝ゴールを決める三島北FW加藤(手前)に抱きつくMF小沢
前半30分に決勝ゴールを決める三島北FW加藤(手前)に抱きつくMF小沢

<県高校新人サッカー地区大会:三島北2-1吉原工>◇27日◇沼津東グラウンドほか◇東、中、西部各8試合

 東部では決勝トーナメント1回戦8試合が行われ、創部3年目の三島北が2-1で吉原工を下し、初の県大会出場を決めた。先制を許したが、前半のうちに2点を返し、メンタルの強さを見せつけた。加藤学園も延長戦の末に1-0で伊豆中央を下し、創部14年目で新人戦では初の県切符を獲得。東部ではこの日、8校が県大会行きを決めた。

 創部3年目の三島北が逆転で初の県切符をつかんだ。前半18分に先制を許したが、同24分にMF豊田将伸(1年)が同点弾。同30分にはMF大嶋祐介(2年)の絶妙な左クロスを183センチのFW加藤祐也(2年)が頭で押し込み決勝ゴールとなった。豊田は「僕のクリアミスで先制されたので、決められて良かった」。加藤も「自分のほしい形でボールがきた。ようやく県に行ける」とほっとした表情を見せた。

 04年4月に女子校から共学となり、創部。練習場所がなく、隣の小学校を借りて毎日練習を行っているが、照明がないため、冬は午後5時半には真っ暗。ハード面では苦労が多い。だが、ソフト面では充実してきた。昨年4月からトレーナーを置き、選手にもケアの大切さが浸透。時期を同じくしてサッカーノートを始め、メンタル面の丁寧なケアも始めた。

 昨年選手権は2次リーグ進出にあと1歩のところで浜松南に大敗。新人戦のシード決めでも王手をかけながら敗れた。大事な試合では今まで力が入り過ぎていたが、今大会は第2シードの星陵戦で粘り勝ち、この日も先制されながら逆転勝ちと勝負強くなってきた。桜井大輔監督(32)は「やっときたチャンスをしっかりつかんでくれた。選手の頑張りに加え、多くの人の協力のおかげ」と周囲への感謝も忘れなかった。

 県切符をつかみ「県ベスト8」に目標を上方修正。男子は全校生徒の3割しかいないが、女子駅伝のように県を代表する部になることが目標だ。MF小沢淳紀主将(2年)は「自分たちのやることが伝統になる。学校、東部、そして県を代表する部にしていく。県では静学とやりたい」。1つずつ、新たな歴史をつくっていく。【斉藤香織】

[2007年1月28日11時16分 紙面から]


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