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パウリスタDF笠井、契約3年延長
菊川市出身でブラジルのパウリスタFCでプレーするDF笠井健太(21)が、昨年末にチームとの契約を新たに3年延長した。昨年は1月に1軍昇格、4月にプロデビューを果たし、充実した1年を過ごした。今年の目標は、試合数をこなし、日本にもアピールをすること。地球の裏側で活躍し、北京五輪代表にも滑り込みたい考えだ。
選手の入れ替わりが激しいブラジルで、笠井は昨年末、チーム側からさらに3年の契約延長を提示され、了承した。「この1年は充実していたし、チャンスをもらって人生も開けた。最大の評価をしてもらったので、もっと試合数をこなしてチームに貢献したい」と笑顔たっぷりで話した。
04年12月にプロ契約してから2年。05年は2軍でレギュラーに定着、06年は1月に1軍に昇格し、4月2日のサンパウロ州選手権アメリカ戦でプロデビューを果たした。右サイドバックでフル出場し、全国紙でも絶賛された。その後も、ブラジル選手権セリエBでの試合を含め、10試合に出場。まだ、ベンチに座っている時間の方が長いが、多くの経験を積んだ。8月のヘシフィ戦では「日本人は帰れ!」とブーイングを受け、ビールもかけられた。9月のアバイ戦では接触し、脳振とうを起こしながらフル出場。アウエーの厳しさ、当たりの強さを経験し、タフになった。
元ホンダFCのマンシーニ監督、元日本代表の呂比須ワグナー・コーチらの指導を受け、力を付けている。今年の目標は数多くの試合に出ること。「守備は通用した。あとは攻撃面。初ゴールを決めたら、呂比須からスパイクをもらう約束をしているんです」。
さらに代表入りも視野に入れる。帰国した際にはU-21の試合も見た。「自分もできると思った。遠くにいても、同世代のことは気になる。Jリーガーにも負けない自信もついてきた。僕は本当の雑草だけど、五輪もA代表も目指したい」。18日からはサンパウロ州選手権が開幕。さらなる飛躍を目指す笠井の07年シーズンが始まる。
[2007年1月10日11時16分 紙面から]
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