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磐田2選手代表期待/ノボリ
<ノボリのスーパーFC(フリーコラム)>
ジュビロ磐田は14日に大宮に勝って3連勝、勝負強さが戻ってきた。FW前田が3試合連続で決勝点を決めている。これで9月9日の新潟戦から、出場した5試合すべてでゴールを挙げた(9月23日大分戦は出場せず)。すぐにでも日本代表入りしてほしいような活躍だ。
今の日本代表FWに、前田ほどボールをキープできる選手はいない。前田は技術も運動量も魅力だが、抜きんでているのはキープ力だ。DFを背負っている場合も反転し、半身になって球を受けることができる。足元に球が入れば抜群のボディーバランスで、いわゆる「懐の深さ」を見せる。経験を積むことで「こうすれば球を奪われない」と、分かっているのだろう。年々成長している。
あとは天性のポジショニング。前田の場合、止まってパスを受けても魅力はない。動いて、相手をかき回して球を受けてこそ持ち味が生きる。以前はアジウソン監督に「前線で張っていろ」と指示を受けて、戸惑ったころもあったようだ。今は、まさにオシム監督が言う「自分で考えて動く」ことで、自分のプレースタイルをつくりつつある。また、今の代表チームに足りないフィジカルの強さも持っている。僕は前田の代表入りは時間の問題、というより代表に必要な選手だと思っています。
もう1人、磐田から代表入りを期待したいのは菊地だ。14日は右サイドバックで頑張っていたが、ボランチでもいい働きをするし、どのポジションでもできるユーティリティー選手だ。守備だけでなく、思い切りのいい飛び出し、シュートもある。ジュビロ内での競争に勝って、チームの主軸に定着すれば、代表入りは見えてくるはずだ。前田も菊地もいつまでも「若手」といってはいられない。遠慮せずに、ぐいぐいとチームを引っ張ってほしい。(元日本代表MF沢登正朗)
[2006年10月17日10時9分 紙面から]
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