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静学、昨年の悔しさバネに真の頂点狙う

- 積極的にシュートを放つ、エースMF杉浦(右)
高円宮杯第17回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会が10日、開幕する。プリンスリーグ東海を制し、2年連続の出場となった静岡学園は初戦でいきなり強豪の滝川二高(兵庫)と対戦。だが、例年以上に走り込み、厳しい練習をこなしてきた今年の静岡学園に怖いものはない。井田勝通監督(64)もイレブンも「日本一」を口にし、自信を持って、真の頂点を目指して突き進む。
やるべきことはすべてやってきた-。そう言えるからこそ、大一番を前にしても、チームの雰囲気は抜群だ。プリンスリーグ東海を9勝1敗で優勝しても、満足は一切なし。さらに上を目指し、夏も2部練習、走り込んだ。
今年は新チーム結成から、例年以上に走ってきた。井田監督も「今年は取り組む姿勢がいい。1つ1つの練習を一生懸命する。強いチームにもほとんど負けない。期待がもてそうだな。狙うは日本一だよ」と手応えを感じている。
1年前の悔しさがあったから、つらい練習も耐えられた。昨年の高円宮杯で1次ラウンドを1位で通過しながら、決勝トーナメント1回戦でPK負け。5人目のキッカーでPKを外したMF杉浦恭平(3年)は「あれから1年。あの日があったから、毎日頑張ってこれた。今年は自分が引っ張る。楽しみです」と悔しさをバネにエースに成長し、頼もしくなった。MF佐野幸正(3年)も「やっとここにきた。きつい練習をやり遂げられたのも悔しさがあったから」とリベンジの気持ちは強い。
夏休みにはDF小林辰宣(3年)FW伊藤達也(3年)らがBチームから上がってきてレギュラーに定着。「少しでもチームに貢献したい」とやる気十分だ。
初戦の相手は昨年4強の滝川二高。今夏、静岡学園はC大阪ユースに0-1で敗れたが、そのC大阪はプリンスリーグ関西で滝川二高に1-4で負けている。DF小坂翔(3年)は「強いところといきなりやれるのはいいこと。仕上がりはいいし、自信はある。日本一を狙います」。FW国吉貴博(3年)も「夏はケガもなくこれた。日本一を取るチャンス。チームの優勝のために必死でやる」と意気込んだ。静岡学園の日本一をかけた戦いが、ようやく始まる。【斎藤香織】
[2006年9月6日9時12分 紙面から]
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