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浜名3年ぶり初戦突破だ

体を張ったプレーでチームを支える浜名MF鈴木喜貴
体を張ったプレーでチームを支える浜名MF鈴木喜貴

 全国高校総体「06総体THE近畿」が開幕する。1日に大阪府立門真スポーツセンターで総合開会式、25日までに大阪を主会場とした近畿2府4県で28競技32種目が行われる。サッカー県代表の浜名は明日2日、初戦の前橋商戦(高槻市立総合スポーツセンター、午前10時半)を迎える。ボランチの鈴木喜貴(3年)が好調。豊富な運動量でまずは県勢3年ぶりの初戦突破を目指す。

 県総体5戦4完封の立役者の1人、鈴木喜が運動量、強さにさらに磨きを掛けた。7月8日の静岡学園戦で右MF広野が左鎖骨を骨折して離脱。3-6-1から4-4-2へのシステム変更を強いられ、ボランチの負担が激増した。守備が薄いため、最終ラインまで戻り、体を張ってセーブしたかと思えば、トップ下の位置まで上がり、ミドルシュート。水川聖也主将(3年)とのバランスも抜群だ。池谷監督は「喜貴は守備力も高くなったし、強くなった」と成長ぶりに目を細めた。

 ヘディングの強さを買われ、4月にFWからボランチにコンバートされた。県総体後は1日10キロの走り込みを繰り返し、スタミナもばっちりだ。「運動量はだいぶ増えたけど、気持ちで乗り切っている。攻撃はもともと大好きだけど、つぶすのも楽しい」。最近はゲームをつくる意識も高くなった。「さばき方をもっとうまくなりたい」と向上心にあふれている。

 気持ちの強さも天下一品だ。「大舞台は大好き。県決勝よりも目立ちたい。FWじゃないし、ヒーローにはなれないかもしれないけど、守備でも攻撃でも自分が大きく見えるようにプレーしたい。初めから100の力で行く。全国は死ぬ気でやります」。74年以来3度目の全国制覇を目指し、戦いが始まる。

[2006年8月1日11時55分 紙面から]


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