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常葉学園菊川が猛攻14安打/高校野球

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前田は右飛を本塁打と勘違いしてガッツポーズ
前田は右飛を本塁打と勘違いしてガッツポーズ

<秋季高校野球東海大会:常葉学園菊川5-2市岐阜商>◇29日◇草薙球場ほか◇準々決勝4試合

 来春センバツに県勢が出場することが確実となった。常葉学園菊川(静岡1位)は5-2で市岐阜商(岐阜3位)に快勝。14安打の猛打で3季連続甲子園に王手をかけた。準決勝(11月3日午前10時、草薙)で、勝てば甲子園出場が当確となる。

 3番前田隆一主将(2年)が、プレーでもパフォーマンスでも、常葉学園菊川をけん引した。まずはプレー。1回裏無死一、二塁、外角球を右翼線へ運んだ。「ボール球だと思ったけど、飛んだところがよかった」。技ありの右翼線二塁打で、先制点をたたき出した。

 5回裏には盛り上げ役に変身した。2死一塁、2番町田友潤二塁手(2年)が左翼へ2点本塁打した。続く前田の当たりは「打った瞬間いったと思った」という右翼への大飛球。ガッツポーズしながらベースを回った。しかし、2者連続本塁打で沸き上がっているはずの球場に「何か違うな」と異変を感じた。右飛だった。スタンドからの前田コールに照れながらも、ベンチ前でもう1回右手を上げた。体を張ったパフォーマンス。走塁死やけん制死など、硬さが目立ったナインをリラックスさせ、14安打の猛打を引き出した。

 準決勝は昨秋県大会決勝(6-5で常葉学園菊川がサヨナラ勝ち)以来となる、系列校対決となった。先頭打者二塁打など2安打2得点と活躍した1番中川雅也右翼手(2年)は「庄司と対戦したい」と熱望。初戦の大量安打で勢いに乗った菊川打線が、橘のスーパールーキーに襲い掛かる。【斎藤直樹】

[2007年10月30日11時58分 紙面から]


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