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東海大翔洋の望月が10K完投/高校野球
<秋季高校野球県大会:東海大翔洋6-3常葉学園橘>◇1日◇準決勝◇草薙球場
東海大翔洋(中部4位)と常葉学園菊川(推薦)が、東海大会(27日開幕、草薙球場ほか)の出場権を獲得した。翔洋は6-3で常葉学園橘(中部5位)に逆転勝ち。望月啓吾投手(2年)が、今大会4度目の2ケタとなる10奪三振で4安打完投した。13日に決勝と最後の東海切符がかかる3位決定戦が行われる。
東海大翔洋ナインが、意地で3年ぶり3度目の東海切符をつかんだ。エース望月は直球にスライダー、ナックルを交ぜ、今大会4度目の2ケタとなる10奪三振。「うまくストライクからボールになるところに投げられた。2回が終わって切り替えが大事だと思っていた」。2回表に四球から崩れて3失点。しかし、3回以降は腕が振れ、5者連続空振り三振を奪うなど、二塁さえ踏ませなかった。
ユニホームはく奪というショック療法が効いた。県大会直前、滝公男監督(51)は「お前たちは東海大会に行く力がない。伝統の縦じまは着せない」とナインに通告。小沢将士主将(2年)は「最初は信じられなかった。縦じまにあこがれて入ったので」と放心した。しかし、水色のユニホームを手にした選手全員が、悔しさを試合でのエネルギーに変換。1回戦で延長再試合を勝ち抜くと、一戦ごとに力をつけた。滝監督に「だんだん波に乗ってきた。心情的には決勝でも縦じまを着せてやりたい。大したものだ」と言わしめた。
決勝は常葉学園菊川が相手だ。「負けてもともと。チャレンジャー精神で戦う」と小沢。初優勝した4年前は、同じ決勝で下している。【斎藤直樹】
[2007年10月2日12時46分 紙面から]
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