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静商・大野が投打に圧倒/高校野球
<全国高校野球静岡大会:静岡商6-2浜名>◇23日◇草薙球場ほか◇2回戦16試合
昨年決勝と同カードとなった静岡商-浜名は、大野健介投手(3年)が投打に活躍して静岡商が制した。
昨夏決勝の再戦は、静岡商が浜名を返り討ちした。エース大野は4回に失点して夏の県内連続無失点イニングが36回でストップも、7安打7奪三振で2失点完投。「変化球の切れが悪く序盤は苦しかったけど、痛打されなかったので最後は落ち着いて投げられた」。15奪三振の1回戦より球の切れが鈍いと判断すると、終盤は新球シュートを多投。内野ゴロを量産するクレバーさを見せた。
猛暑の中141球を投げたが、最後までスタミナが切れなかった。「今までの苦しい練習で相手を上回っていると思っていた。最初は『あち~な』と思ったけど、心が強くなっている」。168センチと小柄な左腕には、家族のサポートもある。試合の前々日に母春美さん(45)が、大野のスタミナ源である梅ニンニクを食卓に用意。32年ぶり優勝を果たした昨夏の験を担いでくれていた。
打撃でも1回裏無死一、三塁、先制右前打を放った。「打線が勇気づけられるように先制点がほしかった」。昨夏決勝でも同じ野末敬介投手(3年)から決勝打。2年続けて投打にエース対決を制した。強敵を下し、38年ぶりの連覇への期待が高まる静商。見城喜哉監督(47)は「連覇? とんでもない。チャレンジャーとして次の試合だけを考える」と引き締めていた。【斎藤直樹】
[2007年7月24日10時55分 紙面から]
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