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清水東怪力アニキコンビが貫録見せる

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パワフルな清水東のアニキコンビ。村松(左)と出口
パワフルな清水東のアニキコンビ。村松(左)と出口

<7・14開幕全国高校野球静岡大会史上最多120校>

 第24回の清水東-清水商高校野球定期戦が、16日午後0時40分、清水庵原球場で行われる。清水東は出口智史一塁手、村松祥伍中堅手(ともに3年)が、兄の貫録を見せる。いずれも弟が清水商野球部に所属しているだけに、意地の一打を放つ。

 ベンチプレス100キロの怪力アニキコンビが、パワフルな打撃で清水東を2年ぶり勝利に導く。4番出口は入学直後に「興津の番長」と、あだ名がついたほどの貫録の持ち主。弟の善揮一塁手(2年)が清水商の4番を打っているだけに「絶対に負けないように頑張る。打てないと家に帰りづらい」。幼少時から実績では上回ってきたが、高校入学後に身長が追い抜かれてしまった。両者が相まみえる定期戦で快音を響かせ、兄の威厳を取り戻すつもりだ。

 チームの浮沈を握る存在だ。けがを克服した出口が5月に試合復帰すると、4月に練習試合で10戦7引き分けだったチームが11連勝をマーク。出口は146キロ右腕の榛原・佐藤大智投手から満塁本塁打、浜松工・浦野博司投手(ともに3年)から右翼越え二塁打を放つなど、県内きっての好投手から長打を連発した。「自信になっているけど『打ったのは甘い球だから』と自分に言い聞かせている」と気を引き締める。

 3番村松は、弟の孝周(たかちか)外野手が1年生であることから「弟は気にしない」と、自然体を強調する。兄はパワー、弟はスピードと特長が違うことも一因。発奮材料は別にあり「清水商は近いのでプライド的に負けられない。2本以上長打を打ちたい」。2年時からのレギュラーだけに、サヨナラ負けした昨年の借りを返す決意だ。

 最上級生の兄コンビにとっては最後の夏となる。最大目標の甲子園をつかむためにも、定期戦勝利で上昇気流に乗る。【斎藤直樹】

[2007年6月12日10時38分 紙面から]


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