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菊川森下監督、4強へ自信

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ノースローでランニングとマッサージだけで練習を終えた田中(右)
ノースローでランニングとマッサージだけで練習を終えた田中(右)

 選抜高校野球で県勢24年ぶりの8強進出から一夜明けた常葉学園菊川が29日、尼崎記念公園野球場で午後2時20分から約2時間30分の練習を行った。森下知幸監督(46)は「思い切りぶつかれば勝てると思う」と、大阪桐蔭(大阪)と対戦する準々決勝(31日午前11時)に自信を見せた。前日に17奪三振のエース田中健二朗投手(3年)はノースロー調整だった。

 怪物がいたって怖くない! 森下監督が、県勢では83年の東海大一(現東海大翔洋)以来24年ぶりとなる準々決勝突破に自信を見せた。「技術、体、気持ちを最高にして思い切りぶつかれば勝てると思う」。前日に顔面死球を受けた長谷川裕介遊撃手(3年)、長谷川と交錯した前田隆一三塁手(2年)も元気にフルメニューをこなした。みじんの不安を抱えることなく、100%の状態でV候補に挑んでいく。

 「田中対中田」を森下監督も心待ちにする。「(中田は)インハイが弱いというが、これから研究する。それ(弱点)が分かったとしても、そこに放れるか。健二朗は制球力があるし、楽しみ。面白いよね」。大阪桐蔭の4番は、高校通算74本塁打で「怪物」の異名を持つ中田翔投手兼外野手(3年)。一方でエース田中も2回戦で毎回の17奪三振と調子を上げてきた。大会屈指の好対決となる。

 前日に134球で3安打完封した田中はノースロー調整。ランニングとマッサージだけで、練習を切り上げた。2回戦直後には「全打席奪三振」をぶち上げたが、この日は冷静さを取り戻した。「三振を取る気でいきたいけど、それぐらいの気持ちでいって打たせてとる」。打ち気を利用した頭脳的投球で、勝利を優先させる。【斎藤直樹】

[2007年3月30日11時24分 紙面から]


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