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創立60周年、藤枝葉梨中12人で初出場
第37回県中学選抜野球大会(3月18日開幕)の組み合わせ抽選会が19日、静岡市内で行われた。学校創立60周年での初出場を部員12人で果たした藤枝葉梨中(藤枝)は、初戦で掛川原野谷中(掛川)と対戦することとなった。工夫を凝らして練習してきた成果を見せようと、葉梨中ナインの気持ちは高ぶっている。
学校創立60周年の節目に初出場を決めた藤枝葉梨中だが、部員はたった12人しかいない。北野嘉英監督(51)は「人がいないから練習は大変。試合でランナーコーチを出すのも大変なんですよ」と苦笑いだ。
冬場は練習時間の確保もままならない。週3日の6時間授業を終えてグラウンドに出ると、時間は午後4時すぎ。その45分後には完全下校となる。選手はジャージー姿で、てきぱきと練習をこなす。主将の望月章至(まさゆき)遊撃手(2年)は「ユニホームに着替える時間で練習が終わっちゃう。とにかく行動は全力疾走」と話す。
そんな不利な状況をプラスに変えてきた。打撃練習では、守備選手を少なくするためにソフトボールを使った。守備練習では全員が複数ポジションをこなせるようになっただけでなく、ランナーを想定して練習に取り組むようにもなった。北野監督は「人数は少ないが、チームワークもいい」と笑顔を見せた。
初戦の相手は掛川原野谷中に決まった。北野監督は「相手はどこでも同じ。まずは初戦突破」と気を引き締めた。「人数が少なくてなめられるけど、強豪校を倒したい。みんなで力を合わせて、1つでも多く勝ちたい。初出場で初優勝を目指して頑張ります」(望月主将)。藤枝葉梨中が快進撃を目指す。【浜本卓也】
[2007年2月20日12時2分 紙面から]
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