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ヤマハが新加入選手発表、鳥谷司期待大

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ヤマハ新人の鳥谷内野手はドラムをたたく
ヤマハ新人の鳥谷内野手はドラムをたたく

 社会人野球のヤマハが19日、浜松市内で07年度の新加入選手を発表した。阪神鳥谷敬内野手(25)の弟の司内野手(22)ら6人。休部したシダックスから2選手、ブラジル人3選手と、バラエティーに富んだ顔触れとなった。昨季、エース石井、美甘、鈴木理内野手ら8人もの主力選手が退部しただけに、新加入選手にかかる期待も大きくなりそうだ。

 鳥谷が、堅実な守備と顔が似ている兄同様の活躍を誓った。「セールスポイントは守りと元気。チームの優勝に貢献したい」。真っ黒に日焼けした顔で、社会人での抱負を語った。

 顔は3歳上の兄とうり二つ。「大学でもよく言われました。中学ではプレーの投げ方も似ていると言われました」。兄と比較されることを承知で、小作台少年野球クラブ-瑞穂シニア-聖望学園と、高校まで同じ道をたどった。「自分は自分」と確固たる意思を持っていたからだ。

 大学は東農大へ進学し、早大の兄と異なる独自路線を歩み始めた。遠投105メートルの強肩、50メートル6秒2の俊足を武器に、1年秋からベンチ入り。3年春から2番二塁手のレギュラーを獲得した。4年時には主将として、チームをけん引。都市対抗優勝3回の名門ヤマハから誘いを受ける選手に成長した。

 高柳監督の期待は大きい。「競争に勝てば(1年目から)使う。コツコツやるし、元気もある。将来はレギュラーになる。もちろん今年であってもいい」。昨季まで主力の美甘、鈴木理が退部した内野は、補強の重要ポイントだった。昨季は6年ぶりに都市対抗で8強入り。17年ぶりとなる優勝へは、若手の成長が欠かせない。

 兄と同じプロを目指す気持ちも「少しはある」が、当面の目標は定位置獲得だ。「少ないチャンスでアピールして、徐々に多くしてもらえるようになりたい」。1歩1歩着実に、偉大な兄に近づいていく。【斎藤直樹】

[2007年2月20日13時31分 紙面から]


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