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菊川捕手石岡リード信頼絶大、強肩プロ級
<3・23センバツ開幕 菊川大輪舞台>
石岡諒哉捕手(2年)のリードは、ナイン、首脳陣から絶大な信頼を受ける。センバツ出場を決めた東海大会では森下知幸監督(45)から、MVP指名された。元中日の佐野心部長(40)は「配球の基礎は教えた。けれども東海、明治神宮大会と進むと、最後はこっちよりもすごくなってしまった」と評す。
田中、戸狩の左腕2人を、性格の違いをとらえてリードする。「私生活でけなす言葉を言うと、(田中)健二朗は『何だ!』と向かってくる。戸狩は『何でそんなこと言うんですか』とへこむ」。勝負どころでの配球、ピンチでの声の掛け方に生かしている。以前は「自分の出したいサインを出していた」。内角→外角→内角、直球→カーブ→直球と単純だった。佐野部長から基礎を教わり、打者のスタンス、バットの出し方を凝視するようになった。経験を積むにつれ、打者の狙い球が分かるようになった。
リードに加え、強肩も武器だ。東海大会準決勝、決勝で3度走者を刺した。明治神宮大会初戦でも盗塁を3度阻んだ。捕球から二塁送球はプロ級の1秒91。小学5年で捕手を始めたが「肩だけは昔から強かった」と自信を持つ。小学6年時には、浜松市の陸上大会でソフトボール投げ69メートルの大会新記録を樹立したこともある。
研究熱心で野球漬けかと思いきや「生まれ変わったらサッカーでW杯に出たい」というチーム一のサッカーマニアだ。02年W杯は「テレビで見られる試合は全部見た」。昨年末には天皇杯を静岡スタジアムで観戦。全国高校サッカー選手権では、県代表の静岡学園にテレビの前から熱烈な声援を送っていた。「静岡はサッカー王国と言われるけど、野球も強いと思われるようになりたい」。一風変わった目標を掲げ、センバツに挑む。【斎藤直樹】
[2007年2月15日11時58分 紙面から]
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