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東邦ガスの菊地、中日4巡目指名

- 中日から4巡目指名を受けた東邦ガスの菊地投手
プロ野球の大学・社会人ドラフトが21日に東京都内で行われ、富士宮東高出身の東邦ガス・菊地正法投手(22)が中日に4巡目指名された。菊地は愛知の同社で会見を行い「山本昌投手のように長く野球をやりたい」と、プロでの抱負を話した。今年で創立100周年の富士宮東高からは、初のプロ野球選手が誕生することになる。
緊張した表情の菊地は指名を待つ間、ハンカチで何度も汗をぬぐっていた。ドラフト開始から24分が経過した午後2時24分、指名連絡が法元監督の携帯電話に入った。「ここ(会見場)にいる時間が長かった。プロ野球選手になれてホッとしている。ドラフトはいろいろあるので、指名されるまでドキドキしていました」。安堵(あんど)の表情を見せながら話した。
目標とする選手は、同じ中日のチーム最年長投手・山本昌(41)だ。「長く野球をやりたい。なぜ、けがをしないで1年間ローテを守れるのか学びたい」。速球の最速は141キロ。山本昌同様に打たせて取るタイプだ。「低めに変化球を投げて打ち取っていきたい。変化球の精度を上げることが課題」と、抱負を話した。
契約すれば、創立100周年の富士宮東からは初のプロ野球選手誕生となる。「自分の名前が刻まれ、いい記念になります」。苦労人だけに周囲の感謝を忘れない。「高校時代の仲間にも連絡します。(静岡に)帰ったら、監督やお世話になった人にもあいさつします」。高校卒業時に指名はなかった。社会人野球の三菱自動車岡崎に進むも、同チームはクラブチーム化で東邦ガスに移籍。苦難を乗り越えてきた。
プロ野球選手になるのは、卒業文集にも書いた原田小学校時代からの夢だった。「これからがスタート。1軍でやれるように体力、技術を磨いていきたい」。菊地は早くも今後に目を向けていた。【斎藤直樹】
[2006年11月22日11時3分 紙面から]
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