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島田商・仁藤オリックス4巡目指名

仁藤投手(中央)は、記者会見を終えるとチームメートに担がれてガッツポーズ
仁藤投手(中央)は、記者会見を終えるとチームメートに担がれてガッツポーズ

 プロ野球の高校生ドラフト会議が25日に東京都内で行われ、県からは島田商・仁藤拓馬投手(3年)が、オリックスから4巡目指名を受けた。仁藤は同校で記者会見に臨み、入団に前向きな姿勢を示した。26日にはスカウトから指名あいさつを受ける予定。巨人上原、西武松坂を目標に掲げ、球速150キロ到達を目指す。

 時間の経過とともに、仁藤の表情が徐々に明るくなった。指名を受けた直後、記者会見場に登場した際は、硬い表情だった。緊張した面持ちで「指名していただいて、うれしく思います。(入団)承諾は監督、母と相談してから」としたが、「体づくりをして1日も早く一軍に上がりたい」と、入団に前向きな姿勢を見せた。

 会見後は校門付近で、チームメートや級友から祝福を受けた。胴上げされると表情を崩し、ガッツポーズやVサインも。「150キロ以上を投げられるようになりたい。上原さんや松坂さんのように勝てる投手になりたい」と抱負を話した。島田商の校内誌「校友」で2年連続「面白い人ランキング」に選出された仁藤らしい、明るい笑顔が戻ってきた。

 夏の甲子園を見て、一時はプロ入りする自信を失っていた。「出ている人たちはレベルが違った」。この日は、同リーグの楽天1巡目指名の田中将大(駒大苫小牧)に「負けないように頑張りたい」と話すなど、プロ入り後はライバルとなる選手たちに闘争心もよみがえってきた。

 母佐知子さん(47)は「これでプロにいかないなんて言ったら、張り倒しますよ」と冗談を飛ばす。周囲の後押しを受け、最速145キロ右腕はプロの世界へ飛び込むことになりそうだ。【斎藤直樹】

 ◆仁藤拓馬(にとう・たくま)1988年7月13日、島田市生まれ。小学3年から島田イースタンで二塁手として野球を始める。小6で県準優勝。島田二中時代(軟式)は投手兼遊撃手。右投げ右打ち。182センチ、80キロ。血液型A。家族は祖父母、母、姉、兄。

[2006年9月26日10時10分 紙面から]


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