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静岡、強豪の意地で勝利/高校野球

4-5の8回1死二塁、敵失の間に静岡村松は同点のヘッドスライディング
4-5の8回1死二塁、敵失の間に静岡村松は同点のヘッドスライディング

<秋季高校野球静岡県大会:静岡11-5韮山>◇24日◇草薙球場ほか◇2回戦

 静岡が延長戦の末に11-5で韮山を下し、中部1位の底力を見せた。苦しみながらも、5回裏途中からリリーフの稲葉浩希投手(2年)が好投。8回裏には村松大地右翼手(2年)が好守で援護し、流れを引き寄せた。

 強豪の意地が勝利を引き寄せた。先発大村豊投手(2年)は5回裏の本塁打を含め9安打を浴びて降板。後を受けた稲葉が要所を締め、7回には3打数3安打の3番小出、5番杉森を三振に仕留め、リズムをつかむ。8回裏にはこの日初めて右翼に就いた村松が、背を向けながら捕球する好プレー。流れを完全に引き戻した。延長戦は相手が四球で崩れたのを逃さず、一挙4安打で6点を奪った。

 夏の悔しさが強豪をさらにタフにした。夏の準々決勝・静岡商戦で稲葉は、決勝本塁打を打たれ、1-3で敗れた。「あの失投が悔しくて悔しくて。とにかく指に感覚を覚えさせるために投げ込んだ」。村松は「昨年は県1回戦負け。ここで負けられなかったので必死でした」と気迫でつかんだ勝利を喜んだ。

 課題も見えた。9回までは下位打線の得点だけだ。3番越智英貴主将(2年)は「自分が決めなきゃと待ちきれず低めに手を出してしまった。最悪の試合だけど勝てたことが大きい。これからです」。30日の準々決勝の相手は常葉学園菊川。粘りの野球で、静岡が8年ぶりのセンバツ出場を手繰り寄せる。

[2006年9月25日11時3分 紙面から]


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