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静商大野、早実戦を希望

県大会優勝を報じた日刊スポーツを読む静岡商の大野投手
県大会優勝を報じた日刊スポーツを読む静岡商の大野投手

 32年ぶりに夏の甲子園出場を決めた静岡商は、優勝から一夜明けた7月31日、あらためて喜びをかみしめた。ユニホーム新調するための採寸や、県庁、テレビ局を表敬訪問と大忙しの1日となった。エース大野健介投手(2年)は、早実(西東京)との対戦を希望した。チームは明日2日午後に大阪入りする。

 静岡商ナインが、うれしい忙しさを体感した。24イニング連続無失点で県大会を終えた大野は「疲れはありません。優勝の実感はまだわかない」。優勝を決めた前夜は12時に就寝し、8時に起床。新聞に目を通したが「自分ではないような変な感じがした」と初々しさをのぞかせた。

 携帯電話には約50通の祝福メールが届いた。「知らない人からのもあった」と困惑気味だが、対戦希望校を問われると「早実とやりたい」ときっぱり。早くも甲子園モードに気持ちを切り替えた。センバツ8強の早実には、6月の練習試合で5-2で勝利している。さらに八幡商(滋賀)千葉経大付(千葉)と、甲子園出場校には負けていない自信もある。

 ナインへのサポートも進む。ユニホーム2着、スパイク、遠征バッグ、練習用シューズなどが新たに支給される。アテネ五輪日本代表でも使用されたメッシュ素材ユニホームを着た大野は「薄くて軽い。いい感じです」とさわやかな笑顔を見せた。表敬訪問した石川嘉延県知事(65)からは、県の茶とみかんを混合したドリンク「ちゃレンジ」を贈呈された。

 8度出場した夏の甲子園は、すべて初戦突破している。増井裕哉主将(3年)は「それは知らなかった。大石さん(大二郎=サーパス監督)からのファクスにもあったように、プレッシャーを楽しみたい」。静岡商は、甲子園でものびのび野球を披露する。【斎藤直樹】

[2006年8月1日11時54分 紙面から]


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